塗装ブースのバーナーについて・・
この時期になると決まってお客様から来る連絡は、「バーナーの火が着かない」とか「バーナーが失火してしまう」といったバーナー関係の問い合わせを多く受けましたが、一番ゾツ!とする電話でしたね。
塗装において乾燥が出来なければ商売あがったりですから緊急を要する事案になります。
ここでバーナーについての話題を記しますので参考になればお役立てください。
ここではバーナーの「釜」と呼ばれる部分の話ですが、基本的に「釜」は消耗品の部類になります、「釜」は給気ユニットの内部に存在しますので、殆ど目にすることは有りませんが、塗装ブースの中で最も重要な役割をする部分ですが、前述にあるように「消耗品」となりますので、いつかは交換しなければならない現実が起きてしまいます。
このバーナーが破損したか否かの予測できる症状を説明いたしますので参考にしてください。
1)バーナーの写真になりますが、この奥にステンレス製のドラム缶を横にしたような位置で「釜」が有りますが、この「釜」の中をめがけてバーナーの炎を燃焼させています。
釜内は密閉状態で燃焼した煤等は連結した排煙筒より外部に排出されます。(内部で燃焼した熱量だけを給気ファンによりブース内部に送り込む形となります)※関節加熱方式
2)天井ブースを見上げて給気チャンバーから熱風が吹き込む位置の下部フィルターが特に汚れている場合は釜の破損の確率は高くなります、その理由は構造的に排煙の煤がブース内部に混入する構造になっていないからです。
3)制御盤内にある冷却タイマーを待ちきれなくで冷却時間を短くするお客様がいますが、これは釜の劣化を早める行為で釜が破損するのを助長する行為となりますので決して行わないでくださいね。
※因みに釜の交換は給気ユニットの分解作業から始まりますので作業としては大変大掛かりになります、修理交換費用としては300万円前後の費用が掛かりますので認識ください。
釜の寿命を延ばす方法は定期的なフィルター交換やバーナーの定期的な清掃が一番の延命方法になります、寿命は?と聞かれると難しいですが、10年未満で壊れる場合もあれば30年以上問題が発生しないお客様も有ります。
以上、「お釜」の大切な話でした。
塗装において乾燥が出来なければ商売あがったりですから緊急を要する事案になります。
ここでバーナーについての話題を記しますので参考になればお役立てください。
ここではバーナーの「釜」と呼ばれる部分の話ですが、基本的に「釜」は消耗品の部類になります、「釜」は給気ユニットの内部に存在しますので、殆ど目にすることは有りませんが、塗装ブースの中で最も重要な役割をする部分ですが、前述にあるように「消耗品」となりますので、いつかは交換しなければならない現実が起きてしまいます。
このバーナーが破損したか否かの予測できる症状を説明いたしますので参考にしてください。
1)バーナーの写真になりますが、この奥にステンレス製のドラム缶を横にしたような位置で「釜」が有りますが、この「釜」の中をめがけてバーナーの炎を燃焼させています。
釜内は密閉状態で燃焼した煤等は連結した排煙筒より外部に排出されます。(内部で燃焼した熱量だけを給気ファンによりブース内部に送り込む形となります)※関節加熱方式
2)天井ブースを見上げて給気チャンバーから熱風が吹き込む位置の下部フィルターが特に汚れている場合は釜の破損の確率は高くなります、その理由は構造的に排煙の煤がブース内部に混入する構造になっていないからです。
3)制御盤内にある冷却タイマーを待ちきれなくで冷却時間を短くするお客様がいますが、これは釜の劣化を早める行為で釜が破損するのを助長する行為となりますので決して行わないでくださいね。
※因みに釜の交換は給気ユニットの分解作業から始まりますので作業としては大変大掛かりになります、修理交換費用としては300万円前後の費用が掛かりますので認識ください。
釜の寿命を延ばす方法は定期的なフィルター交換やバーナーの定期的な清掃が一番の延命方法になります、寿命は?と聞かれると難しいですが、10年未満で壊れる場合もあれば30年以上問題が発生しないお客様も有ります。
以上、「お釜」の大切な話でした。